結婚式の日程ってみんなどうやって決めているのでしょうか。
私が撮影させていただいた新郎新婦様は、プロポーズの日から準備を始めてちょうどいい時期や、授かり婚の方は安定期の頃など、スケジュールを基準に決められる方が多いように感じました。
また、新婦様のお誕生日やお二人の想い出の日、縁起のいい日(いい夫婦の日(11/22)や末広がりの日(8/8))など、こだわって日程を決めている方もいらっしゃいました。
特に日程にこだわりはないから、気候がよくて人気のある10月11月くらいにしようかな。
と、検討中の新郎新婦様に結婚式のオフシーズンがおすすめの理由をお伝えします!
結婚式の準備の参考になればうれしいです。
ロケーション前撮りやフォトウェディングを検討中の方はこちらもぜひ参考にしてください!
結婚式のハイシーズンはいつ?
特に人気がある時期は3月と10〜11月です。
暑くもなく、寒くもないこの時期は新郎新婦様だけでなく、招かれるゲストにも喜ばれます。
ちなみに3月末〜4月上旬は年度の変わり目ということもあって落ち着いています。
(皆さんお仕事や卒業入学シーズンで忙しいようです)
ジューンブライド(6月)は人気がない?
結婚式といえばジューンブライド(6月)じゃないの?
と思われがちですが、日本は梅雨のため6月を避けるカップルは多いです。
もちろん、ジューンブライドにこだわって選ばれる方もいますよ。
ジューンブライドはヨーロッパの言い伝え(ギリシャ神話に出てくるJunoという女神の加護)によるもので、ヨーロッパでは6月は気候がいいため人気があるようです。
結婚式のオフシーズンがおすすめの理由とは?
結婚式のオフシーズンには良いカメラマンにあたる確率が高いからです。
逆に、結婚式ハイシーズンは新人カメラマンやあまり上手くない(慣れていない)カメラマンにあたる確率が高いです。
ハイシーズンはどこの写真スタジオも人手不足です。
そのため、写真スタジオはさまざまな方法でカメラマンを手配します。
例えば、デビューしたばかりの新人カメラマンや普段はあまり撮影をしていない副業カメラマン、ウェディング専門ではないカメラマンなどの多種多様なカメラマンです。
このようなカメラマンはウェディング専門のカメラマンに比べ、現場慣れしていないため結婚式の進行を先読みして動くことができず、良いポジションで撮影ができません。
また次々と進行されていくイベントに付いて行けず、大事なシーンを撮り逃す可能性も高いです。
結婚式の撮影は写真のセンスだけでなく、経験がかなり重要です!
ハイシーズンでなければ上述したようなカメラマンではなく経験豊富なウェディング専門のカメラマンが撮影に入ることが多いので、良い写真が期待できます。
(そうでない場合もありますが…)
特にオフシーズンであれば写真スタジオは上手いカメラマンを確保しておくために、上手いカメラマンから優先的に撮影を依頼します。
つまり、オフシーズンこそ良いカメラマンが多いのです。
さらに、オフシーズンは結婚式場も成約してもらうために値引きやサービスも多く、ハイシーズンに比べて安く結婚式を挙げることができるのもメリットのひとつです。
安くなった分をお料理や引出物などゲストへのおもてなしに充てることもできますし、ドレスやブーケをランクアップすることもできますね!
最後に
結婚式の日程を決める上で大切なのは新郎新婦様が何を第一に考えるかです。
決してハイシーズンが悪いわけではありません。
ハイシーズンにもメリットがたくさんあるからこそ、予約が集中してハイシーズンになるわけですから。
写真にはこだわりたい!でも日程も譲れない!という方は、カメラマン指名のオプションがあればそれを利用すると良いでしょう。
持ち込みカメラマンがOKな結婚式場であれば、自分好みの写真を撮ってくれるフリーランスのカメラマンに依頼するのも良いと思います。
結婚式の準備はやることが多くて大変ですが、後悔のない素敵な想い出となることを願っています。
コメント